a hope of NAGASAKI 優しい人たち CAST & STAFF
吉村昌子
昭和11年4月8日生。取材時83歳。被爆時年齢・10歳 長崎市小島町にて被爆。その言葉から当時の様子の一つ一つが目に浮かぶよう。子供ながらに見たこと感じたことを率直に表現してくれた。
志方多子(旧姓:村本)
大正10年10月16日生。取材時97歳。被爆時年齢・24歳 旧県庁庁舎にて被爆。原爆で母を、出兵で弟を亡くす。弟は志願して戦争へ行き、戦地にてマラリアにかかり亡くなった。弟の戦死広報を今も大事に保管。
武立進一
昭和7年11月5日生まれ 取材時87歳。被爆時年齢 11歳 長崎市鍛冶屋町にて被爆。音楽が好きな家庭に育ち、オルガンを弾く事ができた。そのため米兵との関わりを持つ機会があった。「戦争」と「人の暮らし」違いを感じさせてくれる。
大塚和子
昭和4年7月3日生まれ 撮影時90歳。被爆時年齢 16歳 飽の浦町の三菱重工業造船所にて被爆。戦後、アメリカに留学した経験を持つ。穏やかな口調の中に凛とした想いが佇んでいる。
村岡正則
取材時85歳。被爆時年齢11歳 爆心地から1.6km、銭座町にて被爆。「焼き場に立つ少年」を目撃したのではないかと記憶をたどりNHKで特集された。
濱﨑怜子
昭和8年6月2日 取材時86歳。被爆時年齢 12歳 小学6年生 上西山町にて被爆。戦前は家族で上海に暮らした経験を持つ。活発だった少女の話は時を経ても色褪せることがない。
井上久子
取材時87歳。被爆時年齢14歳。江角校長先生との会話から、偶然難を逃れた。その後、教員となり校長職も務めた。あの話もすればよかった・・・と後世に話を残す意識を持つ。「あなたにとって平和ってなに?」という問いを投げかけてくれた人。
武山和馬
取材時88歳。被爆時年齢14歳。学徒動員にて作業中、長崎駅の裏あたりで被爆。爆心地から1.2キロ。以前、いくつかの取材を受けたことがあるとのことだが、14歳当時の記憶は鮮明で引き込まれる。
佐田和子
取材時88歳。被爆時年齢14歳。三菱重工業長崎兵器製作所で被爆(1.6km)。焼き場の少年を村岡さんと同じタイミングで見たと証言している被爆した場所は爆心地のすぐそばの茂里町(もりまち)で、被害が非常に大きかった場所。
石田テル
取材時97歳。被爆時年齢22歳。現在の長崎県長崎市銭座町8番付近で被爆。「男に生まれたかった」「戦いに行きたかった」と口癖。非常に朗らかな人からそう言われると、戦前・戦時を過ごした年齢や受けた教育について考えさせられる。
主題歌 海宝直人 「坂道」
主題歌 編曲・ピアノ 森亮平
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出演
石田てる・井上久子・大塚和子・佐田和子・志方多子・武山和馬・濱﨑怜子・武立進一・村岡正則・吉村昌子・末永彩華・中山碧泉・井手裕
監督 松本和巳
音楽 小野華那子
主題歌 坂道
歌 海宝直人
編曲・ピアノ 森亮平
協力 オフィスストンプ
曲 井筒節
劇中挿絵:松下浩幸
英訳版翻訳:井筒節
プロデューサー:mk
共同プロデューサー 石原ゆり奈
宣伝・配給 テンダープロ
製作:mkdsgn / 一般社団法人シンプルライフ協会
協力
吉田和則・吉田敏子・吉田憲司・大塚哲・松下弘美・石橋正一郎・小嶺江里子・小嶺賢市・末永史子・吉田睦子・村山弘子・濱﨑千津・濱﨑彩圭・末長知恵・石原ゆり奈・藤岡秀則・野村満・浦上天主堂・城山小学校・ボイス・オブ・ユース JAPAN・EMPOWER Project
資料協力:アメリカ国立公文書記録管理局
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